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商業ビルの空室リスクを防ぐために知っておきたいポイント

空室になりにくい物件とは

テナント経営のために商業ビルを探す上で、空室になりにくい物件というものを把握しておくことがポイントです。

既に経営している場合は、管理やメンテナンス状況、設備の見直しで改善を図っていくことができます。

アクセスなどの利便性がいい

利便性に関しては、テナントの業種によって重視するポイントが大きく変わってきます。共通している点としては、やはり公共機関からのアクセスが容易かどうかといった点が挙げられます。

他にも、コンビニやランチを提供している施設があるかどうかといった点も、テナントとしては重要視していることが多いです。

管理やメンテナンスが行き届いている

管理面では、建物や共有スペースが汚れていないか、施設の一部が壊れたままになっていたりしないかといった点が大切です。もし壊れている場合は、修繕計画を立ててしっかりと対策を立てる必要があります。

すぐトラブルに対応できるよう、管理者が駐在しているところであれば、借りる側としても安心です。

時代に合った設備や仕様になっている

設備面では、時代にあった設備になっているかどうかがポイントです。

たとえば、トイレは洋式か、ウォシュレットが導入されているかといった点や、共有スペースに自販機が置いてあるかといったところも重要とされます。

商業ビル全体にオートロックや、防犯カメラといったような警備システムが導入されているところも人気が高いです。

テナントなどの商業ビルは募集条件も重要

テナント経営のために借主を募集する際には、募集条件も非常に重要なものになっています。

募集条件が適切でないと、いくら建物の条件が良くても、場合によって空室が続いてしまうことがあるからです。特に商業ビルの場合、一部に空きが出ると続いて空室になるケースもありえます。

そのため、空室が3ヶ月以上続くようであれば、募集条件の見直しが勧められます。

その理由として、空室が続いてしまうと、収入がないだけではなく光熱費や水道代といった維持費だけがかかってしまうからです。

募集条件の見直しでは主に、下記を注意していくようにしてください。

当初設定した賃料に固執しすぎない

募集条件で設定した賃料に固執してしまい、テナント交渉を受け付けずに結果として借り手がつかないといった例も多く見受けられます。

テナント経営をするなら、長期的に見て利益に繋がるかどうかを考えなければいけません。賃料を下げるにしても、定期借家契約を使うことで、値下げを固定化させない手もあります。

空室期間を延長させてしまうことのほうが、マイナスに繋がる例も少なくありません。3ヶ月以上空室が出てしまうようであれば、賃料の見直しだけではなくテナントの交渉申し込みについても検討が必要です。

テナント交渉は相手を見極めてから判断する

テナント交渉の申し込みがきたら、指定してくるところだけを見るのではなく、相手企業について詳しく調べます。その企業がどういった事業を行っていて、どのような目的で借りようとしているのかといったことは重要です。

テナントが決まったとしても、その企業の経営状況が危ない状況であれば将来的なリスクへと繋がってしまう可能性があります。

しっかりと企業をリサーチして、将来性のある企業を選ぶようにしてください。

他の競合ビルに取られている可能性を考え、常に募集条件は見直すようにする

商業区でテナント経営をする場合は、周囲の競合となる商業ビルがいくつもある可能性があります。

他の競合ビルにテナントを取られないためには、周囲の商業ビルの募集条件を参考にしながら募集条件を設定していくことが、重要となります。

改善していく姿勢を持つ

テナント経営で損をしないためには、空室対策に自ら乗り出して解決する姿勢が大事です。

副業で始める場合でも、空き室のまま放置することはなく積極的に問題改善に向けてリサーチや条件の見直しをしていくことが大切です。